ストリートダンスといってもジャンルは広うございます。
10代後半のころ、フラッシュダンスっていう映画が流行りました。
ここで、ジャズダンスを始めるのであれば普通の人なんですが、この映画のワンシーンに出てくる路上で踊る少年たちのダンスに魅了されました。
これに触発されてダンスをマスターするべく、ディスコでバイトしながら諸先輩方に踊り方を習いました。
月日は流れ、いつの間にかその諸先輩方がついてこれないブレークダンスの領域に達し、コンテストに出るレベルとなりました。
ちょうどストリートダンスブームが起こったため、これが後押しとなりのめりこんだ挙句、イベントで呼ばれるまでに。
鍼灸師になる前の出来事ですが、このことで人間の体の使い方に興味を持つようになり、現在の治療にも生かされるようになっていることもあるので、何が幸いするかわからないものです。
因みにブレークダンスはすっかりメジャーなものになりましたが、派手なアクロバティックな技の裏には、地道な練習の日々かあり、まさに怪我とどう付き合うかといった面が多々あります。
スポーツ的な運動との違いは、芸術故、合理性よりも技の派手さが優先されるという不健康に近い動きの数々が必須ってことでしょうか。
スポーツの究極性と違うダンス全般の究極性を理解するために通った道なのかな?と、今では理解しています。
現在はすっかりキワモノの技は出来なくなりましたが、どんな風につらくなるのかという記憶だけはありますね。
そんなわけで、体は多少つらくなっても、やりたいものはしょうがないって人々を応援する鍼灸師でいたいと日々研鑽しております。
つよし.治療院
ストリートダンサー鍼灸師(元か?)
川腰 つよし